歯のQ&A

歯科検診はどのくらいの間隔で行った方がいいですか?

定期検診は、一般的には3ヶ月に1回程度、お口の中を見せて頂ければ十分です。個人差があるので担当の先生に相談してください。

定期検診で先生はなにを観ているのですか?

定期検診は、歯のトラブルを感じていないときの口の中を確認するために、健康診断のように受けていただくものです。検診を受けるご本人としては、トラブルがない状態と考えていても、隠れた問題点を発見することが可能になります。主に、定期検診では、むし歯、歯周病、口臭などのチェック、歯石や着色のクリーニング、セルフケアや歯ブラシに関するアドバイスなどを行います。

最初に3〜4ヶ月に1回程度といいましたが、これはあくまで目安となる頻度であり、歯が上手に磨けていない人や自信がない人は、月1回受診して歯の状態をチェックするとむし歯になるリスクは抑えられます。

上手に磨けている人でも、過去に虫歯治療をしている人の場合、被せものや詰めものに汚れが溜まりむし歯になりやすくなるので、どんなに間が空いたとしても半年に1回の歯科検診をおすすめします。

わたしは喫煙するのですが、むし歯と関係がありますか?

喫煙者の人は、むし歯になる可能性が非喫煙者の人の2〜3倍あるという調査結果があるほど、むし歯になる高いリスクに晒されています。たばこに含まれている「ヤニ」は油成分のため、粘着性があります。ベタベタしているので歯につきやすく、そこに食べかすなどが付着し歯垢が溜まりやすくなります。喫煙時は唾液の量も少なく、細菌が活発化します。また、タバコの煙には、一酸化炭素などの有害物質が含まれており、全身の組織への酸素供給を妨げる原因になります。そのため全身の免疫力が低下して、歯茎や口腔粘膜も酸欠・栄養不足状態へと陥ります。この状態だとむし歯や歯周病になるリスクが高くなります。喫煙者は治療が完了しても、むし歯になりやすい環境であることには変わりないので、こまめに定期検診を受けることをおすすめします。

まずはお電話か当院のお問い合わせフォームからご相談ください。

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