予防・メンテナンス
PMTC
PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略語で、「専用の器材を使用した歯科衛生士による歯のクリーニング」を意味します。
むし歯や歯周病は細菌感染によって起こります。歯の表面や歯周ポケット内部のプラークが関係しています。
PMTCは、このプラーク(歯垢)を除去し、むし歯や歯周病を予防する効果的な方法です。

PMTCの流れ
研磨ペーストの注入

力を入れすぎず、軽く磨きましょう。



歯ブラシは細かく動かします。

1ヶ所あたり10回〜20回程度、磨いてください。

PMTCの効果
効果 1 歯質の強化
研磨用のフッ化物入りペーストにより再石灰化(カルシウム等)を促進し、歯のエナメル質を強化します。
効果 2 むし歯の予防
細菌性バイオフィルムを破壊し、プラークを除去し、再付着を防ぎ、むし歯を予防します。またエナメル質表面へのカルシウム補給を助けます。
効果 3 歯周病・歯肉炎の改善・予防
歯面から歯肉縁上ならびに歯肉縁下1〜3mmのプラークを除去することにより、歯肉の症状を改善します。また歯肉が引き締まってきますので、歯周病、歯肉炎の予防にもつながります。
効果 4 審美性の向上
タバコのヤニや茶シブなどの沈着した色素を取り除き、光沢のある本来の歯面に回復します。また汚れをつきにくくします。
かかりつけ医をもち、歯医者さんと上手に付き合っていくことが大切です。
治療が終わったあとには、ホームケアの方法を学んでください。
そして定期的に検診を受け、PMTCを行うことにより、むし歯・歯周病を予防し、長期的に健康な歯を維持することができます。
8020運動
厚生省では8020運動を推進しています。
これは80歳になったとき、20本以上の歯が残っている口腔内環境を目指す運動です。たしかに80歳の方で約20本前後残っていれば、歯の健康状態は良好といわれていますが、歯は上下で28本ありますから、本来ならば8028運動であるべきかもしれません。

上下合わせて28本ある歯のうち、80歳までに20本以上の歯を失っているのです。
原因は、もちろんむし歯と歯周病です。 むし歯で歯を削りだすと、その歯の寿命は平均40年ほどになってしまいます。たとえば10歳の時に虫歯治療をはじめると、50歳でその歯を失なうことになるわけです。
一度なってしまったむし歯や歯周病をそのままにしておくわけにはいきませんが、長期的にご自分の歯を維持するためには、むし歯や歯周病にならないこと、なるべく歯を削らないことが理想です。
そこで大切となるのが予防中心の歯科医療です。
