
歯周病について、「テレビのコマーシャルなどでよく聞くもののどんな病気かわからない」という方は多いのではないでしょうか?
歯周病はプラークに棲みつく歯周病菌が繁殖して毒素を出し、歯ぐきに炎症を起こす怖い病気。症状としては、歯ぐきの腫れからはじまり、徐々に歯を支える顎の骨が溶けるため歯がグラグラし、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
歯周病の怖いところは、初期症状に乏しく静かに進行するところ。もしかして歯周病かも?と思ったときには、中等度や重度になっていることもあるのです。もしも、以下のような症状があれば、歯周病の可能性がありますので、お早めにご相談ください。
歯みがきをすると歯ぐきから血が出る
歯ぐきの色がピンクではなく、赤や紫色
口の中がネバネバする
歯ぐきがかゆい気がする
歯ぐきが腫れている
口臭が気になる
歯ぐきから膿が出る
歯がグラグラする
硬いものを咬むと痛みがある
以前より歯が長く見えるような気がする
歯と歯の間にものがはさまりやすくなった
| 進行段階 | 症状 |
|---|---|
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健康な状態
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歯ぐきは引き締まり、淡いピンク色をしています。 |
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軽度
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歯と歯ぐきの間にプラークがたまり、歯ぐきに炎症が起き、腫れや出血があらわれます。痛みなどはありません。また、歯を支えている顎の骨に異常はありません。 |
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中等度
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軽度の症状に加えて、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットが深くなり、歯の根に歯石となってこびりつきます。顎の骨が溶けはじめ、歯がグラグラし、硬いものが咬みにくくなります。また、出血したり、膿が出たりすることもあります。 |
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重度
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顎の骨が半分以上溶け、歯周ポケットがさらに深くなり、さらに歯がグラグラし食べものを食べにくくなります。また、口臭が発生します。歯の根が見えはじめ、放っておくと、歯が抜け落ちてしまいます。 |

歯周病は、全身のさまざまな病気に関連しています。歯周病菌が血液を介して全身にめぐることで、全身疾患を引き起こす可能性があるのです。歯周病と全身疾患の関係で報告されている病気は、次のようなものがあります。「歯周病ぐらい……」と思わず、気になる症状がありましたら早めに相談しましょう。
糖尿病
歯周病になると糖尿病になりやすくなったり、糖尿病になると歯周病が悪化しやすくなったりします。また、治療においても、糖尿病の患者様は、歯周病の治療効果があまり得られないということもあります。
心血管系疾患
狭心症や心筋梗塞なども引き起こす恐れがあります。
早産、低体重児出産
妊娠中に歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産を引き起こす可能性があります。歯周病の免疫反応が原因といわれており、妊娠中は女性ホルモンの関係で歯ぐきが腫れやすい状態になるともいわれています。
歯周病の治療では、歯や歯の根についた歯石を除去することからはじめます。
歯みがき指導

原因であるプラークや歯石をこれ以上ためないためには、日々の歯みがきが重要です。適切な歯みがき方法を身につけてもらうため、歯みがき指導を行います。
スケーリング
専用器具を用い、目に見える範囲のプラークや歯石を取り除きます。口腔内がすっきりとし、歯に隙間ができ見た目も長くなったような感覚になりますが、正常な状態に戻っただけですので問題ありません。
ルートプレーニング
スケーリング後、特殊な器具を使い歯ぐきの中など目に見えない範囲の歯石を取ります。歯の表面がツルツルになり、プラークなどの再付着を防ぎます。






















